下記の資料を参考にしてください。
本プロジェクトは、防衛省・文科省・総務省等と協力し、遂行しており、人員体制はすでに決まっております。したがって、同行の希望には応えられません。
次に、正しい手続きにて、上陸する方法ですが、まず、硫黄島は防衛省の管轄になっているため、防衛省から許可や支援を受ける必要があります(支援がなければ、観測地、食事など不可能です)。このためには、所轄省庁(たとえば、教育機関ならば文部科学省)と連絡をとり、その上で、省庁間協力体制をつくり、支援や許可を行う必要があります。これには、7/22に滞在すべき合理的な理由説明や手続きなど時間が必要です。私見ではありますが、今から行うのは、時間的に大変厳しいと考えます。
なお、硫黄島の北方にある北硫黄島は、無人島で、硫黄島より長い観測時間が得られます。しかし、上陸観測はお勧めできません。なぜならば、北硫黄島には、国・都・民地など様々な土地の所有者があり、許可なくして上陸(しかし上記の手続きにくらべれば楽かとおもいます)することは、法を破ることになります。また、自然保護区のため、許可手続きが必要な場合があります。港やはしけはなく、安全な上陸手段がないため、危険です。また、雲ができやすく、天候も怪しいところです。そもそも、北硫黄島にいくためには、船を手配する必要があるのですが、手配できるなら、上陸せずに、洋上で観測をした方がよいでしょう。
7月22日の皆既日食当日に研究者からのコメントがほしい場合
事前にお申し込みください。申込方法は、 取材申込についてをご覧ください。
7月22日以前に、研究者からのコメントがほしい、もしくは、取材をしたい場合
取材申込についてをお読みいただき、 事前にお申し込みください。
HD-SDIにて映像をご希望の場合、NAOJは、NTTコミュニケーションズ大手町ビル3Fにおいて、日食のリアルタイム映像をHD-SDI (注) にて提供します。 映像利用を希望される方は、HD-SDIを受信地まで伝送するための準備が必要です。 NTTコミュニケーションズ大手町ビルにおける電源や専用線 (中継用回線) の確保について、ビルを管理する NTT コミュニケーションズと詳細な打合せを行ってください。(できるだけ早く NTT コミュニケーションズに連絡していただくことを強くお勧めいたします。)
WMV形式での映像提供のお申し込みは受付を終了いたしました。
NAOJは、科学館や教育機関等向けに、インターネット経由でのWindows Media Video(WMV)形式での映像提供を予定しています。 WMVでの提供は、HD-SDIで提供する映像よりクオリティが低くなること、インターネットを経由するため、品質が保証できないことにご留意ください。
まずは、映像受信に必要な帯域を下記サイトへアクセスし、試験映像を受信してください。
6Mbpsの映像を問題無く受信できるようであれば、ご利用いただけます。 ご利用には、NAOJとの覚書締結が必要です。お申し込みのページより、手続きなどをお問い合わせください。覚書締結後、WMV配信サーバへのアクセス権を提供いたしますので、当日、サーバにアクセスして映像を受信してください。
WMVでの映像配信先は、科学館・教育機関向けに限定しております。ご了承ください。
7月24日(金)以降、録画テープを国立天文台・三鷹キャンパス内で貸し出しいたします。 デッキをお持ちいただき、三鷹キャンパスにてダビングし、お持ち帰りください。太陽全体の映像は、HD-CAMで撮影しているため、こちらには再生デッキがありません。HD-CAMによる映像をご希望の場合は、再生用デッキ、ダビング用デッキをお持ちください。
8月初旬には、映像をメディアで貸し出したり、インターネット経由でダウンロードできるようにする予定です。詳しくは、お問い合わせ下さい。
日食は、太陽に雲がかかっていなければよいわけなので、快晴である必要はりません。ですので、雲の切れ目を探せる(移動できる)洋上からの観測がお勧めです。重鎮の方々は、船で観測します。たとえば、小笠原諸島方面の海運事業者などに連絡をとってみてはいかがでしょうか?一方陸地は、(特に今回は島ですので)天候リスクが高くなります。そして、日食のある7月後半は、台風の通過やその影響に伴う雲の発生リスクがそもそも高いのです。晴れることを祈りましょう。
皆既日食が観測できるかどうかは天気次第であるため、本台は、天候リスク・観測地の環境など様々な調査の上で硫黄島を選択いたしました。 しかし、天気次第であるため、奄美大島や中国などで実施される他プロジェクトと連携して、天候リスクに対して、映像を相互交換することで対応する予定です。
皆既日食の映像中継は、国立天文台以外にも、様々な団体が行う計画を立てています。詳しい情報は、 世界天文年2009のホームページに順次、掲載される予定です。
■科学館などの施設でご覧になりたい場合
世界天文年2009のホームページにて、 皆既日食や部分日食の動画中継を見ることができる施設のリストを公開予定です。
国立天文台などが提供する硫黄島からの皆既日食中継映像を見ることができる施設の情報は、 情報を集めている段階です。2009年6月20日現在、下記の施設で、公開を予定しています。
■テレビでご覧になる場合
日食中継の放送を企画している放送局もあります。詳しくは、各放送局にお問い合わせください。
NHK総合テレビでは、国立天文台が硫黄島で撮影した中継映像が放送されます。
時刻:昼の生中継 (75分) 10:30 ~ 11:45、
夜の生特番 (73分) 19:30 ~ 20:43
■インターネット経由でご覧になりたい場合
Live! Universe という非営利団体では、 2009年7月22日の皆既日食中継プロジェクトである、 Live! Eclipse 2009 を行っています。 インターネット経由で皆既日食の映像を中継しますので、環境があればご家庭でも楽しむことが できます。詳しくは、Live! Eclipse 2009 を ご覧ください。
NHKのホームページでは、皆既日食の番組情報とともに投稿動画なども公開しています。詳しくは、 NHK 生中継 46年ぶりの皆既日食 7月22日[水曜] をご覧ください。
硫黄島から皆既日食を観測できた場合、7月22日13:00までには、国立天文台の ホームページに速報として、静止画を公開する予定です。より高いクオリティーの画像は、 後日、公開予定です。
映像のクレジット表記方法は、映像のクレジット表記についてのページを ご覧ください。
静止画のご利用については、
国立天文台の利用規約に従うこととします。
商用利用などをご検討の場合は、
国立天文台の画像利用に関するウェブページ
をお読みの上、必要な手続きを行ってください。
報道のための利用や天文学の広報・普及・教育のための利用の場合は、届出などは不要です。
皆既日食の静止画のクレジットは、「©NAOJ」「©国立天文台」「国立天文台 提供」と表記して
ご利用ください。
クレジット表記をしないで掲載することは、固くお断りしております。
一般的な日食についての説明や、安全な観察方法については、下記ホームページを参考にしてください。