国立天文台(以下、NAOJ)では、本年7月22日 (水) に日本国内で観測できる皆既日食を、硫黄島(東京都小笠原村)において観測し、映像中継を実施しました。  おかげさまで、硫黄島での皆既日食撮影は無事に終了し、7月22日当日は、皆既の10分ほどまえからになってしまいましたが、映像のリアルタイム配信を行うことができました。 一部の方には、7月24日付けで、中継チームリーダーの大江より、ご報告とご挨拶のメールが流れております。
7月22日以降、多くの方から、DVDなどでの映像提供についてお問い合わせいただいております。現在、みなさまに、DVDなどのメディアで映像をご提供するための準備を急ピッチで進めております。

編集映像(3分ダイジストと5分ダイジェスト版)をYouTubeでも見ていただくことができるようになりました。

お楽しみください。
国立天文台で素材として持っている映像には、
日食映像(画質によって二種類
   
機材を輸送している風景
   
日食時の風景
  
硫黄島の風景
があります。高性能カメラで撮影したために、合計データ量は、編集前の段階で150GBを越えています。
現在は、映像の取り込みを終え、映像のサイズを小さくするための編集作業とインターネットで閲覧できるようにさらに画質を下げるための編集などを行っている段階です。
夏休み期間中ですので、できるだけ早く映像を提供してほしいという皆様のニーズにお応えすることができず、申し訳ありません。DVDなどで配布できるように準備ができましたら、改めてご連絡いたします。

国立天文台の大江です。

硫黄島での撮影と中継を担当しており、本日硫黄島よりから帰ってきました。
まずは、映像をご利用頂きありがとうございました。みなさんの活動 にお役に立てていれば幸いです。

直前まで映像がご提供できなくご迷惑をおかけいたしました。
当日は、激しいスコールが発生し、中継回線や電話回線がすべてダウンし、 連絡がとれない状況が続き、また、機材を守るので精一杯で、ご連絡が できなかったことを深くお詫び申し上げます。
前日は、映像回線が不調で不十分な確認環境をご提供してしまい、 ご迷惑をおかけいたしました。

そして、最後に、みなさんにできる限りよい映像を送りたいと頑張りま したが、力足らずでした。
現在配信している映像に加え、より拡大した映像を、明日より作業し、 高精細な映像をできるだけ早く、ご提供できればと考えております。
今回の撮影映像や、NHKさんの映像などのご利用については、 皆様の教育目的の範囲において、可能な限り、使いやすい形で、 ご提供できるよう 準備をすすめていきますので、よろしくお願い 申し上げます。

ありがとうございました。


Highlights

2009年8月15日(土)
 素材としてご利用いただける「皆既前後の太陽の様子」と「すり鉢山から撮影した皆既前後の風景の変化」を公開しました。

2009年8月7日(金)
 映像のご提供に関するよくある質問を公開しました。

2009年8月4日(火)
 YouTubeに追加映像をアップしました。「国立天文台・硫黄島皆既日食映像 ダイジェスト版(5分)」「国立天文台・硫黄島皆既日食 観測映像 3分ダイジェスト版(約3分)」です。

2009年8月3日(月)
 YouTubeに映像を公開しました。「国立天文台・硫黄島皆既日食映像 ダイジェスト版(2分25秒)」「国立天文台・硫黄島皆既日食 観測映像(約5分)」です。

2009年8月1日(土)
 トップページを更新しました。映像の準備状況などをご案内しています。